寝ている間に一時的に呼吸が止まる状態を指します。医学的に呼吸量が通常の半分以下の低下(低換気 Hypopnea)、あるいは呼吸停止(無呼吸 Apnea)が、平均して1時間に5回以上起こるとこの疾患であると定義されています(AH Index 5以上)。発生には2パターンあり、睡眠中に首回りの脂肪組織などにより気道が物理的に閉塞して起きるものと(閉塞性SAS)、呼吸中枢の異常で起きるもの(中枢性SAS)があります。代表的な症状は“いびき”で、眠りが浅くなるため、日中に強い眠気や倦怠感を生じることがあります。放置すると、血管・心臓・脳に大きな負担がかかり、高血圧症や狭心症、心筋梗塞、脳卒中などを合併することもあります。できるだけ早く診断し、治療をはじめることが大切です。
睡眠時無呼吸症候群は、男性は30~60代によくみられ、女性は更年期以降に多く、閉経によるホルモンバランスの変化も一因とされています。
睡眠時無呼吸症候群
